三国志をもっと楽しもう! おすすめの漫画4選!
伝記や歴史について学ぶとなると難しそうな印象を受けますが、漫画だとハードルがぐっと下がる感じがしますよね。
勿論、三国志も気軽に楽しめる作品が多く出版されています。小説と違って早く読めるところと、何より絵がありますから、登場人物を覚えやすいという利点があります。
初めて三国志作品に触れるなら、まずは漫画から、とお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、三国志初心者のために、オススメの漫画をご紹介します!参考の一つになれば幸いです。
「三国志」 横山光輝
「横山三国志」と呼ばれる程、メジャーな作品です。三国志演義、というよりは、吉川三国志がベース。
淡々と話が続いていくように見えますが、それでも全60巻!(文庫版でも30巻)いかに、三国志の物語が長いかが分かりますね。
ネットでよく「マイナー武将の顔が同じ」と言われてしまいますが(笑)、小説で物語の全体を読むのが辛い方には、まずお勧めしたい作品です。図書館で見かけることもありますので、まずは一度探してみてはいかがでしょうか?台詞も非常に易しい文体ですから、お子様にもお勧めですよ!
「蒼天航路」 原作:李學仁 作画:王欣太
曹操を主人公とした、迫力ある絵と演出が魅力の長編漫画です。主役は曹操ですが、どの人物も皆カッコ良く描かれていて、彼らの最期には涙してしまうほど。
私のお気に入りは、史実よりに描かれた馬超。他にも、演義のイメージとは違うのに何故か惹かれてしまう、そんな人物が多く登場するのが、この漫画の魅力なんです。
青年誌に連載されていたからか、或いは、曹操がメインだったからか(笑)、そこそこ濡れ場が多いので、お子様がいらっしゃるご家庭では背後に要注意です。
「覇-LORD-」 原作:武論尊 作画:池上遼一
主人公はまさかの日本人で、卑弥呼の恋人。単身海を渡った彼が、その地でなりすました人物とは……?
とにかくもう、設定だけでぶっ飛んでます。主人公だけでなく、他の武将達までオリジナリティが半端ないです!あんまり書くとネタバレになってしまうので伏せますが、一番ビックリしたのは性別が変わっていた人でしょうか……とにかく、殆どの登場人物の設定がエライことになってます(笑)!スタンダードな作品では満足出来ない方におススメです。
「三国志魂(スピリッツ)上・下」 荒川弘・杜康潤
三国志ファンの2人の漫画家による作品です。全120回に及ぶ三国志演義を、4コマ漫画や対談、解説を交えて、分かりやすくまとめてくれています。
長編漫画は時間もお金もかかるししんどい!という方にオススメ。三国志演義を1話ずつ簡潔に、かつ楽しく読む事が出来ますよ。コラムでの雑学も読めますし、初心者にはお得な作品だと思います。
4コマが面白くて、悲壮感無く読み進められるところも良いですね(笑)。ちゃんとキャラの特徴も描かれていて、知っている人は思わずニヤリとする部分も。私はダッコちゃんみたいな黄月英が大好きです(笑)。
このお二人のマニアっぷりは凄いですが、内容は決して難しくはありません。むしろライトなファン向けですから、是非とも、気軽に手に取って欲しいですね。
まとめ
三国志の作品はどれも大作になりますが、漫画なら気軽に手に取れそうですよね。加えて、作者が変わるだけで、三国志の世界は全く違ってくるものです。飽きずに、長く三国志を楽しめると思って、気軽に読んでみて下さい!
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